「形」と「心」


歌は99%、終わりました

今はタイトルを考えています


どう名付けるかって

いつもなかなか考えるけど

自分の考えがまとまってきて、

パッとこれだ!ってなる瞬間がきます


今作はまだ来ていませんが

ただ今すごく、考えがリンクしているのが

遠藤周作さんの「沈黙」

「形」としての毎日と

「心」のありかは

かなり離れているのではないか・・・と

最近思うのです


心の世界、というのは

ものすごい自由、フリーライティング

なんだけど

表面的に現れている行動や生活や毎日というのは

とても理性的な「形」がある


形として生きる

しかし心はとめどなく感じている

五感も何かを感じている

でも「形」には出てこない


形とは違うところにある

「心」を慰めるための芸術、作品、音楽


だから音楽には心を注入して良いのだな

誰にも邪魔できない「心の世界」を


***


「沈黙」は

キリスト教が弾圧されていた江戸時代の話で


棄教しろ、と日本の政府は

司祭やキリシタンたちに迫るのだけど

「形」として守ろうとする人は

みんな迫害されて殺されていく


だけど

「心」で信じるのは自由

「形」としてキリシタンである必要は

あるのだろうか


神という概念は、結局

それぞれの「自分」の中にしか

ないのではなかろうか


という究極の問いのようなすごい話

映画版も良かった

 アンドリュー・ガーフィールドさんは

とても「声」が良くて、聞き惚れる



私の「声」は、どうなんだろうな


いまだマイクの前に立てるのは幸せだな・・・と

毎回、マイクの前に立つと思うのです


私の心の世界は、

ちゃんと「声」に乗ってるかな

乗ってるといいな