2024.07.09 02:39ネクスト人生愛好家「人生愛好家」私はこの言葉が大好きですなんて素敵な言葉だろう人生を、愛して、好むのです他でもない自らの意思としてそれがどんなものであろうともあなたは、人生愛好家ですか?ええそうなりたいですねそうありたいですねだってせっかく生きているんですもの生かされているんですもの不安定に激動する世界で生きることに可能性をもらっているんですもの何がなくとも人生愛好家であれたらいつかではなく今、ここからこのささやかな人生を愛しているからこういう行動をするのしていいのよ自分で決めることが不安なときはそんなふうに背中を押してあげればいいのです自分の人生を愛して好んでくださいただそれだけのために汗をかいてくださいすべて目に見えるものはあなたのその人生を愛するための手段ですとい...
2024.06.30 04:272024年初夏 音楽と哲学の夜「waffles presents “フィロソフィーズ” vol.1」終わりました。「1音1音を丁寧に奏でる」という目標のもと、演奏に向き合った今回のライブでした。<SETLIST>◯プールサイダー◯メトロポール◯アイの夢◯青の彼方◯虹◯はなそう◯日傘◯野バラ◯ライフEN1) Love is All 〜extend ver.(The Black Skirts)EN2)レモンレイル
2024.05.21 05:57大局観で失うもの 半径5メートル目線大局的に物事を見られる人は、賢いというそれによって解消できる悩みや迷いも多いしかし、大局的になり過ぎると確実に失うものがあるそれは「目の前の人への優しさ」であります大局的な目線は目の前の人への「寄り添い」を掻き消してしまう世間がどうでも常識的にそうだとしても目の前の人が喜ぶことを言ってあげてもいいではないかその目線しかないから子どもの純粋さは光るのですしのごの言わず目の前の人が喜ぶことができるのは子どもの才能見えている世界が狭いから、だとしても広い世界が見えていることは、そんなにも必要なのだろうか?と最近思うことがある世間知らずは世間に騙されて損をしたり、得ができなかったりすることはあるのでしょうがその代わりに小さな世界を幸せで満たすことができそうな気...
2024.01.20 05:14高いところ怖いところ高いところが怖い。ものすごーく怖い。隙間がある階段が、一番苦手。透明な板も、ダメ。でも、よくよく考えると。もっと怖い事、いっぱいあるはずなのだ。高いところよりも怖い事も、いっぱい経験してきたはずだし。でもあなたが一番、怖くて腰が引けちゃう瞬間は?と聞かれると絶対「高いところ」と答えてしまうショッピングセンター系のエスカレーターでさえ怖いんだもの無条件で、勝手に足がすくむのは落ちたら死んじゃう・・・という予見からの反応だろうけど「死ぬことをそれほど恐れているの?」と心に問えばそんなこと、普段は意識の外にあって。怖さの実感がない。ポイントは、「概念としての死ぬこと」が怖いのではなく「肉体」が、無条件に怖がっている、ということ体は、いつだってこの人間を守ろう...
2023.11.21 02:04大好きです、それだけこの曲でアルバムが終わることが、たまらなく彼らしいです。涙腺が痺れて困るのですが、やっと聴けるようになって、エンドレスリピートしてます。こっちが貴方に言いたいことを、これ以上ないくらい素敵に歌ってくれて、幕を下ろされました。
2023.10.04 09:58ジョン・カーニー様の世界一番好きかもしれない監督ジョン・カーニー様(特別枠)大体、音楽の映画ばっかり作ってくれる人で、どれもこれも最高オブ最高なんです。シングストリート、モダン・ラブ、はじまりのうた・・・いつも胸がギュッとなる音楽が持ってる、優しさの成分が必ず詰まってるそして最新作「フローラとマックス」。やっぱり最高を更新してきた。あの夜が一晩だけの煌めき、なところも。ダブリンの街の全ての人が登場人物、みたいなところも。世界の反対側のこんな隅っこの私にも届いた、涙が出そうな人生讃歌だった。人生は短い。今を愛しても、愛せないでいても、あっという間に終わりの日はくる。のだ。
2023.08.02 00:41エクート・シル・プルー僕の雨を愛(め)づる癖は恐らく母から承(う)けたものだろう雨の日なら、春夏秋冬、いつも僕は気分が快いのだ。雨の日は読書によろしく、思索にふさわしい。春雨から五月雨、五月雨から夕立、秋雨、時雨、冬の雨。仮令(たとい)、晴天はなくとも、風静かにして雨滋き国は何処かにないだろうか。若し(もし)あれば、その国に移り住んで、僕は再び前世の蛙か田螺(タニシ)に還元る(かえる)憧憬と勇気を持ち合わせている「雨の日」辰野 隆==================昔の文章は美しい。そしてこういう文章にいたく萌えるとき、精神的高等遊民、を目指したくなる(笑)一番悶えたのが「エクート・シル・プルー!」という言葉。Ecoute s'il pluie=「耳を澄ませば雨かいな」辰野...
2023.07.02 03:26司令、音に集中セヨシ、ミ、ラの音がする規則的なリズムに頭のなかで多重にメロディを重ねてみる検査ミュージック呼吸を合わせますよと言われると私が先導するべき?それとも音に合わせるべき?とか迷い始め一定のリズムが出せているかが気になってくるそうやってるとあっという間に時間が過ぎる長かったでしょうと気遣ってもらってそんなことなかったですと心から帰り道、遮断機の音に合わせて歌っている男の子がいたあの子の気持ちがわかる。世界の音に意識を向けると、楽しくなるよねえ心配なことも、こわいことも、どっかに行っちゃうよねえ「音」は今、しかないものだからかな?過去とか未来とか原因とか結果とか考えない世界に連れて行ってくれるのかな?ちゃんとした歌や音楽になっていなくても音がよすが、になってくれる...
2023.04.05 23:13放蕩息子とジルジャン(400年の浪漫)詩人の新川和江さんが「短歌は家付き娘、詩は放蕩息子」と言った、という話があります。短歌には型があるから、その中で詠めばいい。でも詩は書きたい内容によって形式を決めるところから始めなければならない。とのこと。シンガーソングライターは除くとして、作家さんの音楽は、今やほとんど95%が曲先で。先にある曲やメロディに合わせて、歌詞を書くので、言ってみれば「家付き娘」です「家」という箱に合わせる工夫をするのも面白いのだけど、「放蕩息子」と向き合っているほうが楽しい。まっさらな紙に、お題のことをなんでも自由に書いて〜というときの開放感たるや。自分の絵を描いている幸せな感覚。音楽は大好きなのにね。言葉と音楽のどちらが前に来るかで、きっと使う脳みそが違うんだよね。そし...
2022.11.26 01:18翻訳本に久々ハマった、よソン・ウォンピョンさんの本を読破。韓国文学盛り上がってて、いろんな作家さんを読んでみてるけどこの方の本がダントツ好き。翻訳ゆえの遜色も全然なくて、翻訳者さんが上手なのもあるんだろうけど、日本語と韓国語の文法が似てるからなのか、もともと表現の豊かさがすごいのか、翻訳本であることを忘れて楽しめました
2022.07.19 02:18犀川に浮かぶ星、で犀星なのかしらわれはうたえども、やぶれかぶれby.室生犀星なんかの待合室でたまたま読んだのだけど、こういう一文まで一緒に紹介してくれる観光誌、好きだ〜土地には、場所には必ず「人の気配」がある。そういう気配を感じながら訪問できたら、より意味や価値を感じられるもんね。フリーペーパーとか、飛行機の雑誌とか、たまたまそこに会ったから読んでみたもの、って自分で選んでいない本だからこそ、何か知らない言葉を拾えるんじゃないかと期待しちゃう。金沢出身の室生犀星。かの有名なふるさとは遠きにありて思うものそして悲しくうたふものを詠んだ人です。この「ふるさと」が金沢なのです。そして何より萌えたのが、「犀川」という川があること!「犀川に浮かぶ星」で「犀星」というペンネームを付けたのだとした...