最後2曲の歌録りを残すところまでやってきました。
今作、なぜこんなにも伸び伸びしているかというと、
変な「期待」がない、からだろうなと思ったり
「こう描きたいから」という徹底した自信あるというか
「わかる人だけわかりゃええ(by.あまちゃん)」の真髄
過大な期待のなかで表現する、ことの功罪
期待されると、
「それに応えなきゃ」と確実に思ってしまい
それが増えるほど、どんどん不自由になる。必然的に。
真面目な人や優しい人は特に
誰にも見られない期待されない、
野草のような存在になって初めて、
自由になれる魂があるのかもしれないな
…なんてことを思っています
花のフリをしたり、
野草じゃなくなろう、とする時期も
あって良いのだとは思います
ありのままでいい、というのとも
全然違うのですが、
ただなんというか
魂のままに「描きたいように描く」
というのは
本当は、簡単ではない、ということ
描きたいように描いたつもりでも
客観的な目を入れてしまうし、
入れられてしまうし
評価や成果を求めれば、そうならざるを得ないし
そして
描きたいように描いたものが
世間的な「良いもの」とも限らない
わけですが
ただ、
描きたいように描けている!というときに感じるあの伸び伸び感は
どんな作者にとっても
満足と楽しさ以外の何者でもないはず
そんなことを
いち野草として
しみじみ思うこの頃です
0コメント