大人の仕草と、おぼこなハート@ヴェルレーヌ


誰かに、

喜ばれるのは、嬉しい事だし

求められるのも、嬉しい事だし

爪痕を残せたりしたら、嬉しい事だし

期待以上を渡せるのも、嬉しい事だし



ハードルみたいなものが見えると

高めに飛び越えたくなり


はみ出す個性を抑えたつもりで

ひたすら

応える、応える、応える。

(仕事の話ね)



それはもうすっかり、大人の仕草なんだけど。


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「純情(おぼこ)娘」よ、あたしたち

青い目、額にヘアバンド、

ろくに読者もないような小説中に

人は知らぬが生きている


ーヴェルレーヌ「おぼこ娘の歌」

"La chanson des ingenues"


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心の中はほんの少し

「ろくに読者もないような小説中に生きている」

状態でいられたらいいな、と思う



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思い入れ、恋のそぶりも、

お気の毒、

出鼻折られてしょげるがオチ、

下履きの糊はきつくて意地悪い


言いよるうるさい人たちの

お門違いは嘲っても

初心(ウブ)はうぶでもあたしたち

ときめくものやはりある


乱れ心にうっかりと、

胸のどこかで思ってる

いずれこの身もあの人たちの

色のあそびのおあいてと。


ーヴェルレーヌ「おぼこ娘の歌」

"La chanson des ingenues"


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なんだろう、この都々逸のような、よきリズム!

ちゃんと575に訳されてる。

フランス詩なのに、江戸を感じる(笑)

世界共通なのね、純情娘の心情は。



ともあれ、


お気の毒、

しょげるがオチ。


ウブはウブでも私たち

ときめくものはやはりある。


このあたりの表現、萌える〜💘



「男はいつまでも少年」だというけれども

女も心の端っこに、

純情娘を生かしてますよね。違うかな。


しばらく、封印したりしますけどね。

大人の仕草で、完全封印したりしますけどね。

そこをね、歌でいじくって出してみたくなるんですよねぇ。ふふ。




大人だけやってると

目がキラキラしなくなるから、

心の中は、いつも謎の宇宙へ浪漫飛行しときたいね!


ていう

いつもに増して阿呆なサジェスチョンでした。



ちゃんちゃん



アホな心のキラキラと

大人クオリティの集中力と

両方持ってたいなぁとか思ったり



師走もあと少し。がむばろう。楽しみながら。

エイオー!