拝啓、茨木のり子さま


あなたのかたわらで眠ること

ふたたび目覚めない眠りを眠ること

それがわたくしたちの成就です

「急がなくては」



本当に大好きな詩人の方。

お互いに「目がくらみ」一目惚れで結婚して25年。

その愛する旦那さんが亡くなって31年間。

一人でずっと、愛の詩を紡ぎ続けた女性です


旦那さんが病気でなくなったとき、

「虎のように」泣いた、という記述がたまらない

好きすぎるコトバがありすぎて、挙げきれない

むしろ本当に好きなものは書きたくないくらい(心のなかにとっておきたい)

そのうち書いてしまうかも、しれないけれど笑


女の人の詩 というのは 男の人とぜんぜん違う

このような烈しさが たまらなくよい

と思わされる人


みんなには見えないらしいのです

わたくしのかたはらに あなたがいて

前よりも 烈しく

占領されてしまっているのが

「占領」