浮き足立たないための参鶏湯


これはだいぶ前に書いたものです。

しかし読み返してみると、全く同じこと思って自戒自戒。


ハレとケは本当に難しい

ハレの興奮に引きずられすぎないで

ハレに期待と失望を乗せすぎないで

ケの日常をいとおしみながら

ハレを楽しめる人になるのが来年の目標です!


――――

いい仕事ができるときって

浮き足立ってないときなんだよねぇ


限りなく淡々と

でも静かに執念深く

自分にできる!と信じてやれたとき、

とか


先も中も後も、なーんにも考えず

モノをよくすることだけに

向き合っているとき、とか


慣れない仕事をするときは

「ソワソワ」があって

浮き足立つと、大体ろくなことがないので

さっさと眠って、当日は普通モードで出かけたい。

でも緊張すると眠れない。



そんなときに役立つのが、

料理です


もっと言えば、「調理家電」です笑



わたし眠れないと、昔から何故か

夜中に鶏肉料理を仕込み始める習性があるのですが

(本当に何故か鶏肉)



調理家電を手に入れたことで、その幅が広がりました。

昨日は、参鶏湯を作ってみたよ。


肉がほろっほろ!

ほろっほろ!

(上出来)


***


人は「明日の仕込み」をすると

心が落ち着くものなのかもしれません。


食を用意することは、

明日も普通に生きるぞ、という意思表示であり


まあ、何がどう転んでも、

明日も食べて寝るだけだし、という淡々とした諦めが

落ち着かせてくれる。



新しいチャレンジに緊張するのは、どうして?

失敗という結果が怖いから。

成功する気がしないから。

期待に応えられないのが怖いから。


それでもやろうと思ったのは、どうして?

面白そうだから。

やったことがないから。

やれると思ってもらえたことが嬉しかったから。


でもそういう喜びが弾けると、気合が空回りする気がする。

高揚感が過ぎる人は、浮き足立ちが過ぎる人は、

やっぱり、程よい「諦め」成分を持っておくのが、重要かもしれないね



まあ、なるようにしかならぬ

お前が持っているモノ以外、出るわけでもなし。

やれることをやるのみさー

てね



どう転んでも、まあ

ほろっほろ参鶏湯が待っているから

頑張っておいで



緊張する日は、仕込んで出かけよう、

と思ったある夜中のひとりごとでした



やっと今年初ツリー見た🎄

果物屋さんがなくなっていた