メモ:宇野千代さん


宇野千代さんの本を読み漁っていた時期があって、

何やらこんなメモが残っていた。


このメモだけ見ても、波乱万丈だ。

朝ドラもきっとこの流れで展開していくのかな?


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山口県うまれ

貧弱のどん底

わずかな田畑のあがり

競馬、カナリア、ばくち

道楽にたけ働かない父

分家の娘なのに千代様と呼ばれた

一歳半で産みの母が肺病で逝去

しばらくして継母、分け隔てなく、他の四人の兄弟姉妹と。

仲良い兄弟姉妹に。

貧しかったが、女学校まで出してくれた


女学校を卒業して小学校教師に

他の男性教師に恋をして、授業中に手紙を書いて生徒に持っていかせたため、クビに。

村じゅうに知られたので、女学校時代の先生を頼ってソウルに渡る

半年で会いたくて帰ってくるが、突き飛ばされる。


京都へ。

もともと文学少女

22歳、本郷のレストランの給仕

近くの出版社から作家がくる

芥川や菊池寛など

彼らが置いていく銀貨に惹かれた

後に小説を書こうと思うきっかけに


新聞の短篇小説の応募、初めて書いたものが載る

多額の賞金、貧乏な千代はこれからも書こうと決意

情けないけど、長い間、金になりやすいかという判断で書いていた


あとは好きになった男の気に入る小説、テーマも雰囲気もバラバラ

文学に目的があると気づいたのは60を過ぎてから


尾崎士郎

動物状態で恋

他の人を好きになる病気

出会ったその日に「家に来い」

東郷青児

そのまま暮らしてしまった

五年結婚

過去は何も聞き合わず

君は不思議な女だね、と言われた自慢

やくざに褒められた子分


34歳頃

貧しいが面白かった、話をしてくれた東郷青児の話術の巧みさでヒット小説を書いた

ふいにこうしてはいられない!と矢も盾もたまらず別居を借りた

東郷は元カノと復縁。

別れた気はなかったから初めて人を憎んだ

これが失恋した女のすることかと思うほど、とんでもないことをしてしまう


記事を取りに来た北原武夫に毎日会いにいくようになる

10も年下で、33歳と43歳。

戦争にいってしまう。


戦後、スタイル社を立ち上げる

終戦から20年ほど、小説は書かず

「おはん」を書いただけ、でも賞賛された


25年間の結婚

60歳を前に北原が家を出る。

でも幸せだった

土地を買って一人暮らし

長い間一緒に暮らしたなぁ、という感激の涙

一緒に引越手伝い。


4回離婚した理由

誠心誠意尽くしたと言われるが

好きなことをしただけ

ひとりよがりの思いやり

ベッタリの愛情

夫の窮屈さが限界を超えたとき破綻する

夫婦間に問題が起きた時に

すぐに妻の席を外してしまった

傷つきたくなくて、話題を避けて家を出たりした

臆病だった


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「ひとりよがりの思いやり」「ベッタリの愛情」「臆病だった」

人は想像もつかない、いろんな顔を持ってるよね

それなのに

「こうである」と型に嵌めたくなるよね

型にはめると理解しやすいからね

わからないものを、人は恐れる


そんなこと考えてたtら、

「怒り」とラベリングしている感情は実は氷山の一角で

下の方には、いろんな感情があるって話を思い出した


複雑な心を、正確に、文字にできたらいいのにね。

そうそう、ほんとはそれだよねっていう