「発電所よりお知らせ」の巻



ふまじめアウトプットしておいて その実まじめな人がすき

大きすぎる人の 所在のない仕草がすき

頭を下げながら脚をふるわせる やさしい人がすき

よくわかんないのに あの人がすき


すきのエネルギー分子は どこへ流れてゆくのだろう

空中でだんだん薄れて 消えてなくなるのかな


玄関の電球がついちゃうくらいのパワー

あると思うんだけどな

その辺の花がパッと咲いちゃうくらいの分子エネルギー

あると思うんだけどな


ちゃんと送電線に乗せて

宛先書いて送ったら

ちゃんとあの人の電気として

使ってもらったりできるのかな


それとも不足はしていないのかしら


メーターを見にいかなきゃ


―当発電所のエネルギーはお役立ちになりますか?

(すき発電所より、無料です)


(自作)